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エンジニア兼トレーダーのブログ
この記事で手に入る知識
☑1ロットの意味
☑取引による利益換算
ロットとは?
公開:2020年04月13日

お疲れ様です。
この記事では、ロットに関しまして記述して参ります。
それではどうぞ↓
| ロットとは?
FXにおいて、取引する際に定められた一塊の数量のことです。
トレーダー達はこのロットを証券会社にネットを介して伝達し、自己の希望するポジションを持ちます。
ロットという概念自体なくとも発注は可能ですが、それだと少々わかりづらいということでこのような束ね役としてロットという概念を用いています。
丁度、小魚を販売するときにわざわざ一匹ずつ数えていては面倒なので、一杯二杯という単位で売るのと同じです。
FXであれば、通常取引単位は1万通貨か10万通貨になりますが見ての通り単位が大きく分かり辛いのが現状です。そこでロットという概念で束ねているのです。
また、発注時のミスの防止にも役立っています。
例えば15万通貨を発注したい場合、恐らく150000と入力することになりそうですが、これだと桁が多いため予定より小さくなったり大きくなったりするリスクもあるのです。
| 口座による1ロットの違い
ロットという概念はとても便利ではありますが、注意点があります。
それは
口座によって1ロットの大きさが違うという点です。
よくあるのは、1ロット1万通貨です。
つまり1pipsの変動で100円の変動が起きます。
注意が必要なのは海外口座に多い、1ロット10万通貨口座の場合です。
口座作成時に選択するもので、変動したりもします。
1ロット10万通貨口座の場合でも0.1と入力すれば1ロット1万通貨口座とおなじ取引量
となりますが、
普段大きなロットで取引しない方は、安全のため1ロット1万通貨口座を使用しましょう。
ロットを大きくしたいときは10や100と増やしていけば言い訳ですから。
| 取引の例
1ロット1万通貨口座での例↓
ドル円を110.000でショート
+10pipsの110.100で利確、スプレッドは1pips
損益は100円×10pips-1pips=900円
1ロット10万通貨口座での例↓
ドル円を110.000でショート
+10pipsの110.100で利確、スプレッドは1pips
損益は1000円×10pips-1pips=9900円
1ロット1万通貨口座での例↓
ユーロドルを1.09000でショート
+10pipsの1.09100で利確、スプレッドは1pips
損益は100円×10pips-1pips=900円
1ロット10万通貨口座での例↓
ドル円を1.09000でショート
+10pipsの1.09100で利確、スプレッドは1pips
損益は1000円×10pips-1pips=9900円
この記事のまとめ
・1ロットは口座により変化するもので、ある一定の数量をひとまとめにする為のバンド役を担っている。
・1ロット1万通貨口座であれば1pipsの変動で100円の変動、1ロット10万通貨口座であれば1pipsの変動で1000円の変動が起きる。