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エンジニア兼トレーダーのブログ
投資の世界への態度
投資の世界は厳しいと言い、辞めていく人が多いのが現状です。
しかしそれは投資の世界に限った話ではないように思います。
例えばスポーツ、サッカー選手になれる人は全体の何パーセントでしょうか?
そしてサッカーのプロ選手になるのは投資の世界でプロになるのと何処が違うのでしょうか?
どちらも厳しく、中途半端な気持ちでなれるものではありません。
にも拘わらずどうして投資(FX)の世界は特に難しいと言われるのか。
推測ですが、世の中の宣伝(証券会社などによる)やマーケッターが利己の利益の
為に初心者の方に「投資の世界は簡単に儲けられる」という洗脳をしているせいでは
ないかと思います。
また、最近ではYouTubeなどでもFX関連の動画を投稿する人が増え、堅実な内容を
発信する人もいる中で、やはり甘い言葉で再生数を稼いだり多額の利益を出金する動画
を流す人も多く見られ、彼らの影響からかよりFXは簡単だという風潮が芽生えてきている
ように感じられます。
しかし、どんな世界でもプロになるということは簡単なことではありません。
サッカー選手を志すプレイヤーは初めから厳しい世界だということを肝に命じた上で
自らのステータスを向上すべく日々努力をしているはずです。
する前から厳しいということを理解しているから仮にプロの道を断念せざるを得なくなった
としても納得できるのではないでしょうか?
一方まだ投資の世界を知らない人で「FXはすぐに稼げる」という洗脳にかかった状態で
足を踏み入れ、失敗した場合、理想と現実のギャップを生じてしまい退場することに陥ります。
前提が大きくかけ離れていると、上手くいかなかった時のショックは大きく、絶望するのが人間です。
何事も上達するまでは何度も転びそして起き上がるというステップは必須なのです。
自転車に乗れるようになるまでにこけることは当たり前にあることです。
圧倒的に統計的に失敗する人が多いと言われる原因の多くは、圧倒的に中途半端な気持ち
(動機)で始める人が多いからに間違えありません。
投資を始める全ての人が最初からプロ野球選手になるくらい厳しい世界なんだという
ことを理解した上で始めていれば、途中放棄する割合は大きく減少するでしょう。
8割が退場するとは何も破産して退場するということではなく、理想とのギャップに落胆
して辞めていく人が占める割合が殆どではないかと推測します。
プロになるというのは厳しいことだということを肝に銘じて日々のトレードに取り組む
ことが大切です。